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ポストペロブスカイト ぽすとぺろぶすかいと post-perovskite

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知恵蔵の解説

ポストペロブスカイト

下部マントル最深部のD"層をつくっている新しく確認された鉱物。中心核をとりまくD"層の存在は地震波の解析から知られており、これまでマグネシオ・ペロブスカイトという鉱物からなると考えられていたが、東京工業大学・理化学研究所らのグループ単結晶ダイヤモンド・アンビルを用いた超高圧実験やスーパーコンピューターによる計算により、MgSiO(3)組成のペロブスカイトがマントル最下部でより密度の高い結晶構造へと相転移することを実証し、地震波伝播(でんぱ)の性質を世界で初めて明らかにした。マントル深部構造のモデルが正確になることで、マントル対流プルームといったマントル動態の研究に貢献するものと期待される。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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