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後期印象派 こうきいんしょうはPost-Impressionism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

後期印象派
こうきいんしょうは
Post-Impressionism

イギリスの美術評論家 R.フライが,1910~11年の冬にロンドンで企画,開催した展覧会「マネと後期印象派展」に由来する名称。セザンヌのように,印象派の最初のメンバーであったがやがて印象主義からより構築的ビジョンに移った画家,あるいはゴッホゴーガンロートレックのように,初期の印象主義,新印象主義の影響を受けたが,光の色彩による視覚的表現を学んだあとは,セザンヌと同様,印象主義に欠如する構築性,形態感などを求めた画家たちをさす。特定の流派をなしたわけではないが,これらの画家たちの基本的態度は,20世紀の美術を生む直接の母体となった。 (→印象主義 )  

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百科事典マイペディアの解説

後期印象派【こうきいんしょうは】

post-impressionistsの訳。ゴーギャンゴッホセザンヌスーラなど,印象派(印象主義)に続いて出現した画家の総称で,共通する技法,画風をもつものではない。
→関連項目有島生馬今村紫紅岸田劉生斎藤与里フュウザン会満谷国四郎

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世界大百科事典 第2版の解説

こうきいんしょうは【後期印象派 Post‐Impressionists】

印象主義の後をうけて,1880年代後半から20世紀初めにかけてフランスを中心に活躍した一群の個性的な画家たちのこと。〈Post‐Impressionists〉という呼称はそもそも,イギリスの美術批評家フライRoger Fry(1866‐1934)が,フランスの新しい絵画を紹介するために組織した展覧会名〈マネと印象派以後の画家たちManet and the Post‐Impressionists〉(1910‐11。

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世界大百科事典内の後期印象派の言及

【写真】より

…このような写真の出現を前に,絵画の遠近法,画面の完全な構図が揺らぎはじめる。見慣れない視角から物を見ることや,静的な構図の構成から経過の途中の一瞬の把握という移行が,とくに後期印象派にあらわれてくるのは,明らかに写真の影響である。運動の解析的な把握はE.マイブリッジやマレーÉtienne‐Jules Marey(1830‐1904)によって行われるが,それはやがて世紀を超えて未来派の表現のなかに姿をあらわすようになる。…

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