ポリビニルピロリドン(読み)ぽりびにるぴろりどん(その他表記)polyvinyl pyrrolidone

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポリビニルピロリドン」の意味・わかりやすい解説

ポリビニルピロリドン
ぽりびにるぴろりどん
polyvinyl pyrrolidone

N‐ビニル‐2‐ピロリドンの重合体ポリマー)。吸湿性があり、水、アルコール可溶炭化水素に不溶。低分子量のものは代用血漿(けっしょう)剤として用いられる。また、水溶性接着剤、口紅型接着剤として有名である。紙の接着剤にもなる。

垣内 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポリビニルピロリドン」の意味・わかりやすい解説

ポリビニルピロリドン
polyvinyl pyrrolidone

N-ビニル-2-ピロリドンの重合体。水に可溶であり,水溶液染料溶解度を著しく増加させるので,染料の脱色剤として用いられる。代用血漿として第2次世界大戦中ドイツで使用された。そのほか香粧品,ビールなどの添加剤として,また口紅型接着剤に用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む