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ポンティフェクス・マクシムス pontifex maximus

世界大百科事典 第2版の解説

ポンティフェクス・マクシムス【pontifex maximus】

古代ローマでコンスル(執政官)の宗教的任務を助けたポンティフェクスの長。後にユピテル神やマルス神の祭司(フラメンflamen)と祭祀王を加えた聖職者団の長。大神官,神官長などと訳す。古くはポンティフェクスが互選し,前212年から民会で選挙した。主務は国家的祭儀全般の監督で,凶兆の天変地異に神々の宥恕を講じ,毎年の暦に祭事日,忌日,民会日を指定する。宗教的手続の不備を理由に民会決議(立法,選挙)の無効を宣し,政治的影響力も有した。

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世界大百科事典内のポンティフェクス・マクシムスの言及

【橋】より

…しばしば橋のたもとには門番のための館や旅人のための宿,小聖堂が建てられており,ときには橋の上に小売屋台が並んでいる場合もあった。 ローマ教皇の正式名称は最高の司教Pontifex maximusであるが,このPontifexとは橋を架ける人の意であり,古代ローマにおいて国家祭祀のなかで重要な位置を占めていた橋を架ける人Pontifexの名称が国家の長の名称となり,教皇もその称号を用いることになったのである。橋は地上から天国に至る道ともみられていた。…

※「ポンティフェクス・マクシムス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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