20世紀西洋人名事典 「マイクル ガフ」の解説
マイクル ガフ
Michael Gough
1917.11.23 -
俳優。
クアラ・ルンプール(マラヤ)生まれ。
両親は英国人。ローズ・ヒル・スクールなどを経て、’36年オールド・ビク・スクールで演技を学ぶ。ウェスト・エンドやブロードウェイ、南アメリカなど各地で舞台に立つ。映画デビューは’47年の「Blanche Fury」。’58年の「吸血鬼ドラキュラ」で注目を浴び、翌年ハーマン・コーエン作品の「黒死館の恐怖」で殺人狂の犯罪小説家を好演して以来、その酷薄そうな雰囲気をいかし恐怖映画に数多く出演している。主な作品に「ヘルハウス」(’73年)、「愛と哀しみの果て」(’85年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」（1995年刊）20世紀西洋人名事典について 情報