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マサン(馬山)市 マサンMasan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マサン(馬山)〔市〕
マサン
Masan

韓国,キョンサンナム (慶尚南) 道の南部にある工業都市。 1949年市制。チンヘ (鎮海) 湾の支湾であるマサン湾の湾奥にあり,良港を擁する。新羅時代には骨浦と呼ばれ,軍事,商業の要地であった。高麗時代に合浦となり,元の2度にわたる日本侵攻に際して出港地となった。李氏朝鮮では南岸最大の漁港で,海産物市場で知られていた。豊臣秀吉の朝鮮侵攻で上陸地の一つとなった。顕宗の代から租米の積出港としてもにぎわった。光武3 (1899) 年開港して外国人居留地が設けられ,同年4月ロシアの南下政策により日本と馬山浦事件を引起した。 1910年の日韓併合以後は日本人の居留が多かった。古くから水質のよさを生かした醸造業が盛んで,特に醤油で知られている。 70年韓国最初の輸出自由地域が設置され,機械,電機,電子,繊維,窯業などの中小工場群が建設された。市街は漁港を中心とするク (旧) マサン,旧日本人居留地で官公庁地区のシン (新) マサン,工場の集中するプク (北) マサンに分れる。面積 72km2。人口 49万 6639 (1990推計) 。

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