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マシュリク Mashriq

世界大百科事典 第2版の解説

マシュリク【Mashriq】

アラビア語で〈日が昇る地〉または〈東方〉を意味し,マグリブに対する語。エジプト以東の東アラブ地域を指す。中世のマグリブやアンダルスの人々にとって,マシュリクは何よりも巡礼の地(メッカ)であり,また学問を学ぶ土地(カイロ,バグダード,ダマスクスなど)であった。【私市 正年】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のマシュリクの言及

【アラブ音楽】より

…かつてのイスラム帝国の範囲のうち,イランとトルコ,スペインを除き,アラブを主とする地域の音楽。この地域には,マシュリクと呼ばれる地域(おもにイラク,シリア,レバノン,ヨルダン,エジプト)と,マグリブと呼ばれる地域(モロッコ,アルジェリア,チュニジア,リビア)の二つの伝統がある。これらの国々には,イラクのクルド族やエジプトのヌビア人のような非アラブの人々,またキリスト教徒やユダヤ教徒などイスラム以外の伝統をもつ少数派の人々も住み,それぞれの民俗文化は多様である。…

※「マシュリク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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