マタラ(その他表記)Matala/Μάταλα

デジタル大辞泉 「マタラ」の意味・読み・例文・類語

マタラ(Matala/Μάταλα)

ギリシャ南部、クレタ島の村。同島南岸、イラクリオン南西約75キロメートルに位置する。先史時代の洞窟住居跡が残る。クレタ(ミノア)文明時代には古代都市パイストスの港があった。現在は海岸保養地として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マタラ」の意味・わかりやすい解説

マタラ
Matara

スリランカ南端,ニルワラ川河口の港町。マタラ県の県都。古くからシナモンシトロネラ (コウスイガヤ) などの香料産地として知られ,17世紀のポルトガル,18世紀のオランダ支配時代には重要な貿易港となった。現在はココナッツゴム,茶を主とする豊かな農業地帯の交易中心地で,沿岸貿易も盛ん。オランダ人の要塞跡がある。地名は「大浅瀬」の意。人口4万 1000 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android