マット運動(読み)まっとうんどう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マット運動」の意味・わかりやすい解説

マット運動
まっとうんどう

マットを使用して行う運動で、倒立転回宙返りが運動の中心である。初めは、背をつけて行う「前回り・後回り」、ついで腕立てで行う「腕立前方後方転回」、「側方転回」、さらに「前方・後方・側方宙返り」、そして「2回宙返り」、「ひねり宙返り」と発展する。マット運動は柔軟性、機敏性、巧緻(こうち)性など身体支配能力の養成に欠かせない運動である。体操選手の補助運動としてだけでなく、児童・生徒が転倒したときの安全対策としてもぜひ採用してほしい運動である。マット運動が現在の高度なものに発展したのは、1950年の日米対抗体操競技会で、アメリカ選手のスピーディーな連続技(わざ)と、ダイナミックな転回・宙返り技に魅了されてからである。体操競技の「ゆか運動」の技術の進歩は、マット運動の普及、発展に負うところが大きい。

[上迫忠夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む