巧緻(読み)コウチ

デジタル大辞泉 「巧緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち〔カウ‐〕【巧緻】

[名・形動]精巧で緻密なこと。たくみで、細部にわたってよくできていること。また、そのさま。「巧緻を極めた作品」「巧緻文章
[派生]こうちさ[名]
[類語]精密綿密厳密緻密細密詳密精巧精緻精妙精到

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巧緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちカウ‥【巧緻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たくみで細やかなこと。巧妙で緻密なこと。また、そのさま。工緻
    1. [初出の実例]「千変万化極(きはまり)なき美妙巧緻(コウチ)の文章をもて」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む