巧緻(読み)こうち

精選版 日本国語大辞典 「巧緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち カウ‥【巧緻】

〘名〙 (形動) たくみで細やかなこと。巧妙で緻密なこと。また、そのさま。工緻
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「千変万化極(きはまり)なき美妙巧緻(コウチ)文章をもて」

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デジタル大辞泉 「巧緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち〔カウ‐〕【巧緻】

[名・形動]精巧で緻密なこと。たくみで、細部にわたってよくできていること。また、そのさま。「巧緻を極めた作品」「巧緻な文章」
[派生]こうちさ[名]
[類語]精密綿密厳密緻密細密詳密精巧精緻精妙精到

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普及版 字通 「巧緻」の読み・字形・画数・意味

【巧緻】こうち

巧密

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