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マハーラージャ mahārāja

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マハーラージャ
mahārāja

サンスクリット語で大王の意。古代インドでは,クシャン朝がこのインドの称号を他の諸民族の称号と一緒に使用したのが顕著な例であるが,次いでグプタ朝はこれより一段と高位のマハーラージャーディラージャ (大王の王) の称号を用いたので,これは地方の支配者が用いるようになった。イギリス植民地時代,ヒンドゥーの藩王は普通マハーラージャと呼ばれた。現在のインド共和国においては身分としては認められていないが,日常用語としては現在でももとの藩王を呼ぶ言葉として用いられている。

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世界大百科事典内のマハーラージャの言及

【ラージャ】より

…インドで最初に帝国を建設したマウリヤ朝の王の称号もラージャである。つづく時代に北西インドに侵入したギリシア系・中央アジア系の民族の諸王は,マハーラージャmahārāja(〈大王〉の意),ラージャーディラージャrājādhirāja(〈王中の統王〉の意)などの称号を用い,グプタ朝の王はマハーラージャーディラージャmahārājādhirāja(〈大王中の統王〉の意)という称号を用いている。これらの称号が,その後のインドの王によって用いられた。…

※「マハーラージャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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