ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マピー法」の意味・わかりやすい解説
マピー法
マピーほう
M(n)=g(n-1)/2+(A-S)/n+i(A+S)/2
となる。まず新設備について C'(n)=C(n)-C(1) とした (つまり初年度の運転費,保守費などの増加を0とした) 数字で M(n) を計算し,n を逐次変化させて M(n) の最小値 (アドバース・ミニマム) を求める。次に旧設備について新設備の運転費用との差を C″(n) として,やはり M(n) の最小値を求める。そして旧設備のアドバース・ミニマムが新設備のそれよりも高ければ,ただちに取替えるべきであるというものである。この方法を改善し,利益や税額を考慮した新 MAPI法もその後発表されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報