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マリア・モンテッソーリ まりあ・もんてっそーりMaria Montessori

知恵蔵miniの解説

マリア・モンテッソーリ

イタリアの医学博士、幼児教育者、科学者、フェミニスト。1870年8月31日生まれ、1952年5月6日没(81歳)。96年、女性としてイタリア初の医学博士号を取得したが、女性軽視の風潮が強い中で職が見つからず、患者を隔離するだけだった当時のローマ大学付属・精神病院にようやく就職。その院内で、知的障害とされていた子供がパン屑で遊んでいたことに可能性を見出し、同じ障害とされていた子供たちの感覚を刺激することによって知能の向上を図った。結果、彼らの知的が当時の健常児を上回り、イタリア教育界、医学界に衝撃を与えた。1907年、この感覚教育法をローマ貧困家庭の子供たちに活用し、ここでも著しい成果をあげた。ローマ大学に再入学した彼女は、後に「モンテッソーリ教育法」と呼ばれる幼児教育法を確立した。この方法は、世界中に「子供の家」 (Casa dei bambini)が設立されるとともに急速に普及していった。私生活ではシングルマザーの先駆けでもあり、一人息子は後にモンテッソーリ協会会長として、モンテッソーリ教育の普及に専心した。

(2012-09-03)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

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