コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マルチビーム測深機 マルチビームそくしんきmulti beam sounder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルチビーム測深機
マルチビームそくしんき
multi beam sounder

音響測深機の一種。発振ビームを連続的に走査することにより海底の起伏がとらえられ,立体的な地形情報が得られる。高周波数を用いると深海えい航型となり,微細地形が分かる。低波周数を用いると船底に装備することが可能となるが,解像度は低くなる。大地形を調べる場合に使われる。走査ビームの反射波をコンピュータで処理して測点直下のみならず,側方向も測深でき,効率的で精度のよい測深結果が得られる。海底に沈んだ難破船をこれを使って調べると特異な形状となって現れてくるために,他との識別が可能となる。大西洋ニューファンドランド沖に沈んだ『タイタニック』号や,徳之島近海で沈んだ戦艦『大和』はこれにより発見された。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

マルチビーム測深機の関連キーワード測量船(船舶)海底地形図音響測深機

今日のキーワード

地蔵盆

主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会(じぞうえ)。《季 秋》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

マルチビーム測深機の関連情報