山川 世界史小辞典 改訂新版 「マントヴァ」の解説
マントヴァ
Mantova
北イタリア,ロンバルディア地方の都市。エトルスキにより建設され,前3世紀にローマの支配下に入る。10世紀末フェッラーラのエステ家に属し,その後皇帝対教皇の争いに巻き込まれた。12世紀に自治都市となったが,1328年ゴンツァーガ家の支配に服し,同公家のもとでルネサンスの一中心となった。1708年オーストリア領となり,ナポレオン支配の一時期を除き,1866年にイタリア王国に併合されるまでその要塞都市であった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報