ミカエル トゥガン・バラノフスキー(英語表記)Mikhail Ivanovich Tugan Baranovsky

20世紀西洋人名事典 の解説

ミカエル トゥガン・バラノフスキー
Mikhail Ivanovich Tugan Baranovsky


1865 - 1919
ソ連(ロシア)の経済学者。
元・ウクライナ中央ラダ政府蔵相。
ウクライナ生まれ。
ハリコフ大学の物理・数学部と法学部で学び、1905年立憲民主党に入党する。’17年2月革命後ウクライナ中央ラダ政府蔵相となるが、まもなく政治活動をやめ、キエフ大学やウクライナ科学アカデミーで教える。恐慌史や恐慌理論に関する研究で知られ、又、オーストリア学派限界効用理論の導入者でロシア協同組合運動の理論的指導者でもある。著書に「英国恐慌史論」(1894年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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