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ミズタマカビ Pilobolus

世界大百科事典 第2版の解説

ミズタマカビ【Pilobolus】

草食動物の新しい糞(ふん)の上によく発生する接合菌類ケカビ科の菌。糞の上に生えるカビの中で最初に出るもので,2~3cmぐらいにのびる柄の先がしゃもじ形にふくらみ,その先端に黒光りする平たい胞子を入れた袋(胞子囊)ができる。長い柄は光屈性があり,カロチノイド色素をふくむので,無色~黄色となる。胞子が十分に熟すると,光の方に向いた柄の先端から胞子囊が強く2cmほどはじきとばされる。とばされた胞子の集団は葉の表面につき,やがて動物に食べられ,腸内を通り,再び糞として外に出るとされている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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