ミズワムシ(水輪虫)(読み)ミズワムシ(英語表記)Epiphanes senta

世界大百科事典 第2版の解説

ミズワムシ【ミズワムシ(水輪虫) Epiphanes senta】

ミズワムシ科の輪形動物。日本各地の池沼に分布していて,他物の上をはって移動するが,ときに浮遊する。条件によっては大発生することがある。体は長い袋状で,全長0.4~0.5mm。体をとり巻いてたが状のくびれが数ヵ所ある。頭盤の背側縁に5個の繊毛束がならび,頭盤と繊毛環との間には4個の隆起がある。口は漏斗状部の底に開き,口域に繊毛が密生している。眼点は無色,肢は太くて短く,突出しない。【今島 実】

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世界大百科事典内のミズワムシ(水輪虫)の言及

【ワムシ(輪虫)】より

…食物には植物性プランクトン,ミジンコ,繊毛虫類などがあり,種類によって食べるものがだいたいきまっている。 池や沼ではツボワムシBrachionus calyciflorus,ツキガタワムシLecane lunaミズワムシEpiphanes senta,カメノコウワムシKeratella cochlearisなどがふつうに見られる。ワムシは稚魚や稚エビなどの餌として好適で,そのため各養殖場ではシオミズツボワムシB.plicatilis(イラスト)を培養してこれらに与えている。…

【ワムシ(輪虫)】より

…食物には植物性プランクトン,ミジンコ,繊毛虫類などがあり,種類によって食べるものがだいたいきまっている。 池や沼ではツボワムシBrachionus calyciflorus,ツキガタワムシLecane lunaミズワムシEpiphanes senta,カメノコウワムシKeratella cochlearisなどがふつうに見られる。ワムシは稚魚や稚エビなどの餌として好適で,そのため各養殖場ではシオミズツボワムシB.plicatilis(イラスト)を培養してこれらに与えている。…

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