動物分類学上、かつて用いられた一門Trochelminthesの邦訳。海産の環形動物や軟体動物の初期幼生であるトロコフォラTrochophora(担輪子幼生)に、一般体制が類似している動物群という意味で命名され、担輪動物と訳されたこともある。のちに、海浜砂粒帯で腹毛虫類(袋形(たいけい)動物)や原始環虫類(環形動物)に新しい形態で中間型の動物が次々に発見され、それらの形態や系統関係が明らかになるにつれ、少なくとも海産腹毛虫類と輪毛虫類とを同一のグループとして扱うことに否定的な学者が多くなった。現在、系統分類関係の分野では、各国とも輪形動物という分類名は用いていない。
[鈴木 實]
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