ミュルミドン人(読み)ミュルミドンじん(英語表記)Myrmidones

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ミュルミドン人」の解説

ミュルミドン人
ミュルミドンじん
Myrmidones

ギリシア神話で英雄アキレウスの手兵として活躍する戦士集団。ゼウスアイギナの息子で,母の名にちなみ命名されたアイギナ島(→エイナ島)の王となったアイアコスが,ヘラに迫害され疫病を送られて島の住民を全滅させられる憂き目にあったとき,アイアコスの祈りにこたえて,ゼウスが一夜の間にギリシア語でミュルメクスと呼ばれるアリを人間に変え,新しい人民をつくり出してやったのがその起こりとされる。アイアコスの息子でアキレウスの父にあたるペレウスに従ってテッサリアのフティアに移住し,そこからアキレウスに率いられてトロイ戦争に参加し,ギリシア軍中の最精鋭部隊をなした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

粉骨砕身

骨を粉にし、身を砕くこと。力の限り努力すること。一所懸命働くこと。[活用] ―する。[使用例] こうなったら、粉骨砕身、身をなげうって社長の政界入りをお手助けせにゃあ[三島由紀夫*近代能楽集|1950...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android