山川 世界史小辞典 改訂新版 「ミュンヒェン」の解説
ミュンヒェン
München
南ドイツ,バイエルンの中心的都市。古来交通の要衝として知られ,特に12世紀以来商業都市として繁栄すると同時に,南ドイツの文化的中心ともなった。ドイツ革命のときソヴィエト共和国の成立がこの地で宣言された(1919年)が,その反動も著しく,1923年11月にはヒトラーが一揆を起こすなど,反動勢力の巣窟となった。38年9月ズデーテン問題に関する四国協定がここで調印された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報