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ムイッズ al‐Mu‘izz

世界大百科事典 第2版の解説

ムイッズ【al‐Mu‘izz】

931‐975
ファーティマ朝第4代カリフ。在位953‐975年。ムイッズの治世の前半は北アフリカ時代で,もっぱら地中海の覇権をめぐってのビザンティン帝国との戦いに終始した。この戦いでムイッズは優勢に立ち,北アフリカ,地中海でファーティマ朝は安定した勢力を確立した。その後エジプト征服計画に着手し,969年にジャウハルJawhar(?‐991)を遣わしエジプトを征服したムイッズは,973年に新しい都カイロに入った。シリアへの進出を試みたが,事業半ばにして没した。

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世界大百科事典内のムイッズの言及

【ファーティマ朝】より

…北アフリカの情勢は複雑で,成立したばかりのファーティマ朝は多くの困難にぶつかったが,2代目のカーイムの時代には,トリポリを制圧し,エジプトにまで兵を進めた。4代目ムイッズ時代に,部将ジャウハルの活躍で,西はモロッコから東は紅海,シリアまでの広大な地域を支配下に入れた。 イフシード朝支配下のエジプトを征服したジャウハルは,フスタート北方に新しい都カイロを建設し,カリフ,ムイッズを972年に迎えた。…

※「ムイッズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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