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メソポーラス めそぽーらす meso‐porous

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知恵蔵2015の解説

メソポーラス

1nm(n〈ナノ〉は10億分の1)から数十nmの大きさの孔(メソポア、meso‐pore)を多数持つ多孔性の材料をメソポーラス材料という。たくさんの孔を持つために比表面積が極端に大きく、1g当たり1000平方メートルを超えるものもある。触媒、分離材料、エレクトロニクス材料としての機能が期待されている。酸化ケイ素(シリカ)を始めとする無機物質や、種々の高分子を基材とするメソポーラス材料が開発、実用化されている。メソポアの制御が材料合成の上で重要なポイント界面活性剤はnm単位の集合体を形成し、条件により大きさや形が変化する。これを鋳型としてその周りでメソポーラス材料のモノマー(単量体)を重合させ、孔の大きさを制御する。多数の貫通孔を持つ1mmから1cm程度の大きさをもつモノリス(一本石)は、高分解能クロマトグラフィーなどに利用。

(市村禎二郎 東京工業大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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