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メリュジーヌ Mélusine

世界大百科事典 第2版の解説

メリュジーヌ【Mélusine】

フランス中西部ポアトゥー地方の町リュジニャンにあった古城の起源にまつわる伝説の中の半身蛇体の女性。伝承ではアルバニアの王と水の精ウンディーネの娘で,土曜日には下半身が蛇体となる。リュジニャンの領主レーモンと結婚し10人の息子を生み幸福に暮らしていたが,夫が禁を破って土曜に姿を見てしまったので窓から竜となって飛び去った。夜に幼子に乳を与えに来ていたとされる。リュジニャンの城主が替わる時やフランスに不幸が起こる際には3日前に叫び声で警告したという。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のメリュジーヌの言及

【人魚】より

…しかしこれらの結婚は通常破局に終わる。男が魚の姿をとった妻を目撃することで愛が壊れるというメリュジーヌ型の物語は,日本の羽衣伝説や鶴女房などにも近い異類婚姻譚のひとつである。 人魚伝説は東洋にも広く流布する。…

※「メリュジーヌ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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