ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウンディーネ」の意味・わかりやすい解説 ウンディーネUndine ドイツのフランス系作家 F.H.K.フケーの童話。 1811年刊。騎士に愛されて魂を得た水の妖精ウンディーネが,愛を裏切られて騎士を殺すが,その墓を取巻く美しい流れとなり,永遠に彼をいだき続けるという物語。のちフランスの劇作家ジロドゥが戯曲に翻案 (『オンディーヌ』 1939) した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報