メープルカエデシロップ病

栄養・生化学辞典 の解説

メープルカエデシロップ病

 メープルシロップ尿症メープルシロップ病ともいう.分枝2-オキソ酸ケト酸カルボキシラーゼが欠損しているため,ロイシンイソロイシンバリンが代謝されてできるオキソ酸が代謝できないため,それが尿中に排泄される疾病.常染色体劣性遺伝.カエデのシロップのような独特の香りをもつことから命名されている.精神,身体双方の発育不全を伴なう.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android