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モスキート音 もすきーとおん

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知恵蔵2015の解説

モスキート音

17キロヘルツ前後の高周波音のこと。蚊の羽音のようなキーンという不快な音なのでこう呼ばれる。人間は年を取るに従い高い周波数の音を聞き取りにくくなる。そのため、モスキート音は、個人差はあるものの、20代前半までの若者にはよく聞こえるが、それ以上の年代の人には聞こえにくいとされる。モスキート音を出す音響機器「モスキート」は、深夜に店の前などにたむろする若者たちに不快音を聞かせて退散させるために、2005年にイギリスウェールズハワード・ステープルトンによって開発された。この発明により、ステープルトンは06年にイグノーベル賞を受賞している。「モスキート」を販売する日本の代理店株式会社メルクによれば、現在「モスキート」は全世界で9000台以上が使用されており、日本でも深夜営業商業施設等で導入が進んでいる。東京都足立区自治体として初めて、深夜の公園での若者たちの非行および施設の破壊行為を防止するため、09年5月21日から同区内北鹿浜公園に試験的に設置した。他の自治体からの同区への問い合わせなどは非常に多いという。
「モスキート」発売開始後、米英ではモスキート音が大人に聞こえないことを逆手に取り、授業中に教師に気づかれずに携帯電話メールのやりとりをするため、着信音として利用する若者たちが出てきた。現在では日本でもウェブ上の複数のサイトからモスキート音の着信音をダウンロードできる。
また、ゲーム機器メーカーの株式会社ハドソンでは、着信音の配信に続き、09年7月29日、「モスキート MOSQUITO~大人には聞こえない音~」のタイトルで、モスキート音を使用した全18曲を収録するCDを発売している。

(椎崎亮子  フリーライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

モスキート‐おん【モスキート音】

《蚊が発する不快な羽音の意》1万7000ヘルツ前後の高周波数の音。高周波は加齢とともに聞こえにくくなるため、若年層には不快な高音と感じられるが、中高年層では聞き取れないことが多い。店舗前などに居座り続ける迷惑な若者を追い払う目的で、この音を発する装置もつくられている。モスキートーン

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