モハッラム祭(読み)モハッラムさい(その他表記)Muḥarram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モハッラム祭」の意味・わかりやすい解説

モハッラム祭
モハッラムさい
Muḥarram

イスラム暦の第1月に行われるシーア派祭り。イスラム暦 61年モハッラム月 10日 (西暦 680.10.10) ,ムハンマドの女婿アリーの息子フサインがカルバラーの野で殉教したことを記念し,イスラム教シーア派ではこの月の初めから 10日まで痛悔苦行を行い,カルバラーの悲劇をしのび,受難劇 (タージエ) や服喪行列をする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む