コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤップ[島] ヤップ

百科事典マイペディアの解説

ヤップ[島]【ヤップ】

西太平洋,カロリン諸島西部の島。4島とそれをとりまく約130の堡礁(ほしょう)からなる。主産物はコプラ。住民はアウストロネシア系の言語を話すヤップ人で,イモ類の栽培と漁労を営む。石貨や貝貨を用いる儀礼的交換が行われる。ドイツ領,日本委任統治領,米国の国連信託統治領を経て1986年ミクロネシア連邦の一部として独立。119km2。周辺の島を含めたヤップ地区は1万1377人(2010)。
→関連項目ミクロネシアミクロネシア[人]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ヤップ[島]【Yap Island】

西太平洋,ミクロネシア連邦のカロリン諸島西部にある島。北緯9゜30′,東経138゜10′に位置し,環太平洋造山帯上にある陸島で,大小四つの島で構成される。陸地総面積101km2,人口1万4000(1990)。第2次世界大戦までは日本の委任統治領で,1947年以来アメリカを施政国とする国連信託統治領であった。82年にトラック,ポナペ,コシャエ地区とともにミクロネシア連邦としてアメリカとの間で自由連合協定に調印した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のヤップ[島]の言及

【ミクロネシア人】より

…低身長,やせ形,褐色の皮膚,薄い唇,黒髪,直毛などの身体的特徴から,人種上,モンゴロイドとみなされている。しかし変異も大きく,パラオ諸島とヤップ島の住民は黒色,縮毛ないし波状毛,広鼻などの特徴から,メラネシア人(オセアニック・ニグロイド)に近似する。言語も地域による差はあるが,いずれもアウストロネシア語族に属する。…

※「ヤップ[島]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android