デジタル大辞泉 「ヨステダール氷河」の意味・読み・例文・類語 ヨステダール‐ひょうが【ヨステダール氷河】 《Jostedalsbreen》ノルウェー南西部の氷河。全長約60キロメートル。ヨーロッパ最大級の氷河として知られる。周辺一帯がヨステダール氷河国立公園に指定。ブリクスダール氷河をはじめ、多くの支流がある。北西端でノールフィヨルド、南東端でソグネフィヨルドに流出する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ヨステダール氷河」の意味・わかりやすい解説 ヨステダール氷河 (ヨステダールひょうが)Jostedalsbreen ノルウェーおよびヨーロッパ最大の氷河で,西海岸ソグネフィヨルドの北東,北緯61°20′~62°にある。幅10~15km,全長100km,面積1150km2,最高部は標高1953m,いくつかの尖峰が氷床上に突出する。北と南に多くの谷氷河が流下し,その一つ,ニーゴール氷河Nigårdsbreenについては最もよく研究され,1930年以来1kmも後退した。最も前進した時期は45年であった。氷床上には多くの登山コースがつくられ,急流が美しく,有名な観光地になっている。執筆者:太田 昌秀 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報