ラクムス牛乳(読み)ラクムスぎゅうにゅう(その他表記)litmus milk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラクムス牛乳」の意味・わかりやすい解説

ラクムス牛乳
ラクムスぎゅうにゅう
litmus milk

リトマス牛乳ともいう。細菌の酸あるいはアルカリ生産性および牛乳の凝固とリトマス還元性の検査に使う液体培地。脱脂乳 100mlにリトマス液 5mlぐらいの割合で加え,コッホ釜で1日 30分ずつ3日間,100℃で間欠滅菌してつくる。ラクムス牛乳は淡紫色であるが,大腸菌を接種すると乳糖を分解して酸を生成し,赤変して凝固する。しかしチフス菌を接種してもこのような変化が現れないので,双方の識別に用いられる。アルカリ生産性の菌を接種した場合には濃紫色になる。

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