ラスボード

精選版 日本国語大辞典 「ラスボード」の意味・読み・例文・類語

ラス‐ボード

〘名〙 (lath board) 塗り壁下地として使う孔のあいた石膏製の板。〔欠陥住宅の見わけ方(1974)〕

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デジタル大辞泉 「ラスボード」の意味・読み・例文・類語

ラス‐ボード(lath board)

塗り壁の下地材として用いる、表面に小さな穴を多数あけた石膏せっこうボード。

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リフォーム用語集 「ラスボード」の解説

ラスボード

塗壁の下地に使用される孔あき石こうボード。左官材料の付着を良くするために孔があけられており、せっこうプラスターなどを塗った上にさまざまな上塗りが施される。施工性・耐火・防火・遮音性などに優れている。→石こうボード

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世界大百科事典(旧版)内のラスボードの言及

【セッコウボード(石膏ボード)】より

…クロスばりやペイント塗装およびプラスター塗の下地材とするのが主であるが,表面にプリント印刷したり,化粧紙や木の単板をはった化粧セッコウボードはそのままで使用されている。このほか,表面に小さな穴を数多くあけたラスボード(塗壁の下地用)や吸音性のある穴あきセッコウボードもつくられている。ふつうのセッコウボードは吸水により強度が低下するので,水のかかる部分に用いるのは好ましくないが,多湿な場所や外部に用いることができるものとして,防水加工を施した防水セッコウボードがつくられている。…

【ラス】より

…JISではワイヤラス,メタルラスについて規定しているが,このほかに,鉄線を格子状に組んだものや,それに裏打紙をつけたもの,JISに規定された形状,寸法以外の特殊なメタルラスやワイヤラス,角波亜鉛鉄板にメタルラスを溶接したもの(ラスシート)などがある。塗壁の下地に用いられるセッコウボードはラスボードと呼ばれる。【上村 克郎】。…

※「ラスボード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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