ラティトゥーディナリアニズム(その他表記)latitudinarianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ラティトゥーディナリアニズム
latitudinarianism

17世紀のオランダ神学者 J.アルメニウスのいわゆる自由主義的な見解の影響で,イギリス国教会内で教理,教会組織,典礼などをそれほど重視しない態度をとった 17世紀の国教会牧師たちの考え方に対して同教会の保守的な人々が与えた名称信仰実践が正統的ではなく弛緩的 latitudinarianであると難じたのであるが,この自由主義は,19世紀のイギリス国教会における広教会運動の先駆となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む