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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…(2)混合農業地帯 中世に二圃式・三圃式の共同耕地制が広範に普及していたミッドランズ地方やウェセックス丘陵などの中部漸移地帯は,現在でも小麦,大麦,エンバク,牧草の栽培と肉牛,豚の飼育による混合農業が盛んである。(3)酪農地帯 年降水量1000mm前後の西部湿潤地域を代表するのが酪農であり,ランカシャー・チェシャー平野,サマセット平野だけではなく,ミッドランズの丘陵部でもみられる。(4)放牧地帯 かつてケルト制度と呼ばれる粗放穀草式農業の地域であったペナイン山脈やコーンウォール半島では,湿潤な高原が永久草地として羊や肉牛の放牧に利用されている。…
…イギリスは伝統産業である毛織物業を保護するため,実効はあがらなかったものの,18世紀初頭までにインド綿布の輸入,使用を制限,禁止する法律(キャラコ禁止法)を制定せざるをえなかった。しかし産業革命期のイギリス工場制綿業は,ランカシャー綿布を登場させ,1820年ころインドへの逆流現象を生ぜしめた。以後,急激に増大した綿布流入によって,19世紀後半インドの在来綿業は広範な解体と再編をせまられた。…
※「ランカシャー州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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