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リンパ性白血病 リンパせいはっけつびょうlymphatic leukemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リンパ性白血病
リンパせいはっけつびょう
lymphatic leukemia

リンパ球の幼若細胞が系統的に腫瘍性増殖を起す白血病で,急性慢性とがある。急性では,骨および関節の疼痛,リンパ節腫大,肝脾腫がみられ,貧血,出血傾向が出現する。治療には副腎皮質ホルモンとビンクリスチンの効果が著しく,最近では,最も治療効果のみられる白血病である。慢性の場合には,しばしば疲労感や不快感があり,リンパ節の腫大,脾臓の腫脹がみられる。症状がなく,偶然発見されることも多い。副腎皮質ホルモン,種々のアルキル化薬,放射性リンなどが投与されるが,急性のものほど効果が顕著ではない。

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世界大百科事典内のリンパ性白血病の言及

【小児癌】より

…(1)白血病 急性と慢性とがあるが,小児では95%以上が急性白血病である。白血病細胞がリンパ球に由来するものがリンパ性白血病で,骨髄細胞に由来すると考えられるものが骨髄性白血病(非リンパ性)である。ただし両病型とも白血病細胞の詳しい検査でさらに多くの分類がなされ,それぞれ,制癌剤に対する反応に差が認められる。…

【白血病】より

…白血球生成組織は骨髄とリンパ系があり,それぞれの組織系で生成される白血球は機能的にも形態的にも容易に区別される。白血病の白血球もそのいずれかの特徴を示すことが多いので,まず骨髄性白血病とリンパ性白血病のいずれかに大別され,そのおのおのについて,さらに細かい特徴に基づいて分類されることが多い。しかし,なかには骨髄性ともリンパ性とも断定できない白血病の白血球もある。…

※「リンパ性白血病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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