日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルコーニン」の意味・わかりやすい解説 ルコーニンるこーにんМихаил Кузьмич Луконин/Mihail Kuz'mich Lukonin(1918―1976) ロシアの詩人。アストラハンで生まれる。スターリングラード(ボルゴグラード)のトラクター工場に働き、1937年同市の教育大学を卒業、37~39年ゴーリキー文学大学に学ぶ。マヤコフスキーの詩風を受け継ぎ、愛国詩、反戦詩を書く。戦災復興に従う復員兵らを歌い上げた長詩『労働の日』(1948)、反戦的な長詩『平和への道』(1950)などの詩集がある。[中本信幸] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例