ロウ(ラウ)・したう(漢字)

普及版 字通 の解説


14画

[字音] ロウ(ラウ)
[字訓] したう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(りよう)。〔説文十二下に「(した)ふなり」、(こ)字条に「(した)ふなり」とあって互訓。恋惜して去ることあたわざるをいう。〔広雅、釈詁一〕に「妬(ねた)むなり」、〔玉〕に「(なや)むなり」とあり、そのような感情を含む語である。

[訓義]
1. したう、こいしたう。
2. おしむ、ねたむ。
3. なやむ。
4. (ころう)は、かくしおとこ。

[古辞書の訓]
名義抄 コノム・ヲシム・アイス 〔立〕 ナジム・コノム・カフサシ・アイス

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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