ロウ・つち・つか(漢字)

普及版 字通 の解説


14画

[字音] ロウ
[字訓] つち・つか

[説文解字]

[字形] 形声
声符は婁(ろう)。婁は結髪のすきまのある形。〔説文十三下に「土(ばど)なり」とあり、塵土、あらい塵土を積みあげたもの、塚の類をいう。〔方言、十三〕に「冢、秦・晉のにては、之れをと謂ひ、~關よりして東にては、之れを邱と謂ひ、小なる、之れをと謂ふ」とみえる。

[訓義]
1. つち、かわいたつち、かわいたつちを積む。
2. つか、小さなつか。
3. 字はまた婁に作る。

[古辞書の訓]
立〕 ツムレ 〔字鏡集 ナワテ

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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