ロスウィータ・フォン・ガンデルスハイム(その他表記)Roswitha (Hrosvitha) von Gandersheim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ロスウィータ・フォン・ガンデルスハイム
Roswitha (Hrosvitha) von Gandersheim

[生]935頃
[没]1000頃
ドイツ中世の女流ラテン語詩人。ニーダーザクセン貴族の出身で,ブラウンシュワイクにあるベネディクト派のガンデルスハイム修道院の修道女。重要な作品はテレンチウス喜劇にならい,聖者伝に取材した『ガリカヌス』 Gallicanus,『ドゥルチティウス』 Dulcitiusなど6編の散文劇で,いきいきとした対話や効果的な場面転換で中世におけるキリスト教劇の試みとしてはぬきんでたものであり,人文主義の時代までこれに続くものがなかった。ほかに,韻文による年代記『ガンデルスハイム修道院の起源』 Primordia coenobii Gandeshemensis,『オットー1世の事績』 Gesta Oddonis Caesaris Augustiなど。

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