ワールシュタットの戦い(読み)ワールシュタットノタタカイ(その他表記)Wahlstatt

精選版 日本国語大辞典 「ワールシュタットの戦い」の意味・読み・例文・類語

ワールシュタット‐の‐たたかい‥たたかひ【ワールシュタットの戦】

  1. ( ワールシュタットはWahlstatt ) 一二四一年、バツの率いる蒙古軍が、シュレジエンシロンスク)のワールシュタット(現在、ポーランドのレグニツァ市)で、シュレジエン公ハインリヒ二世の率いるドイツ諸侯・ポーランド連合軍を撃破した戦いリーグニッツの戦い。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ワールシュタットの戦い」の解説

ワールシュタットの戦い
ワールシュタットのたたかい
Wahlstatt

1241年ヨーロッパに侵入したモンゴル軍とドイツ・ポーランド連合軍との戦い。リーグニッツの戦いともいわれる
多く死体が残されたところから,ワールシュタット(“死体の地”)という。バトゥの率いるモンゴル軍は,モスクワキエフを占領したのち,シュレジエンに侵入し,リーグニッツの郊外でシュレジエン公ハインリヒの率いるドイツ・ポーランド連合軍を破り,ハインリヒ公を戦死させた。バトゥはついでポーランド・ハンガリーを攻略して全ヨーロッパを恐怖させた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワールシュタットの戦い」の意味・わかりやすい解説

ワールシュタットの戦い
ワールシュタットのたたかい

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