ヴィートルトロヴィツキ(英語表記)Witold Rowicki

20世紀西洋人名事典 「ヴィートルトロヴィツキ」の解説

ヴィートルト ロヴィツキ
Witold Rowicki


1914.2.28.(26.の説あり) -
ポーランドの指揮者。
クラクフ音楽院教授。
タガンログ(ソビィエト)生まれ。
ヒンデミットに指揮法を師事し、1933年在学中に指揮者デビューするが、卒業後はヴァイオリニストとして出発、ソリストと室内楽の分野で活動した。’45年ポーランド放送交響楽団の常任指揮者に就任、フィテルベルクと協力・育成を行い、’50年以後は元・ワルシャワ国立フィル音楽監督兼首席指揮者、’74年にはスウェーデンストックホルム・フィルの首席指揮者を兼任、’77年以降フリーとなる。レコードに、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」などがある。レパートリーは幅広く、東欧の作品に手堅い演奏をきかせる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android