法則の辞典 「ヴォルタ効果」の解説 ヴォルタ効果【Volta effect】 異種の金属を接触させるとその間に電位差が生じ,帯電する現象.別名を接触電気現象という.ここで生じる電位差は,両方の金属の形状や大きさとは無関係で,一定温度のもとでは両方の金属の種類のみによって定まる金属の仕事関数の差に比例する.なお,金属と半導体,あるいは半導体どうしの接触に際してもヴォルタ効果は出現する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報