日本歴史地名大系 「一ノ瀬豊田氏居館跡」の解説 一ノ瀬豊田氏居館跡いちのせとよたしきよかんあと 山口県:豊浦郡豊田町殿敷村一ノ瀬豊田氏居館跡[現在地名]豊田町大字殿敷 一ノ瀬豊田平野東南方の山間、木屋(こや)川の支流日野(ひの)川が東北方より流れ来て大きく湾曲する辺りの一ノ瀬にあり、現在、集落の北に城(しろ)山がある。豊浦郡の東北部を占める豊田郡の地に、平安中期以来勢力を張った豊田氏は、平安末期にはその七代種弘が豊田郡大領に補せられている(仁安二年正月二一日付「太政官符案」陽明文庫蔵「兵範記」裏文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報