精選版 日本国語大辞典 「一世ならぬ」の意味・読み・例文・類語 いっせ【一世】 ならぬ ① 果報がこの世だけでなく、来世までも続くさま。[初出の実例]「わが身ながら一世ならぬ奴めかなと、三度戴き喜びけるは」(出典:仮名草子・恨の介(1609‐17頃)下)② この世だけでなく、前世から続いているさま。[初出の実例]「こよひ不思議にもここに一夜をかりたてまつる事、一世ならぬ善縁なり」(出典:読本・雨月物語(1776)仏法僧) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例