日本歴史地名大系 「一之分目村」の解説 一之分目村いちのわけめむら 千葉県:香取郡小見川町一之分目村[現在地名]小見川町一ノ分目三之分目(さんのわけめ)村の北西に位置し、銚子道が通る。慶長四年(一五九九)の鳥居元忠による矢作領検地を受け、高五九二石余が打出されている(「部冊帳」伊能家文書)。元和三年(一六一七)の柑子木数帳(谷本家文書)に一(いち)ノ割目(わりめ)とみえ、月光院二本・鏡学院一本の柑子木を割当てられていた。寛永二年(一六二五)の知行宛行状では「一二分目村」三六二石が旗本田付領となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by