一二付(読み)いちにづけ

精選版 日本国語大辞典 「一二付」の意味・読み・例文・類語

いちに‐づけ【一二付】

〘名〙
① 一番、二番などの番号をつけること。また、順位をきめること。番号づけ。
※俳諧・俳諧塵塚(1672)下「名もしらぬ花やかぞへて一二付」
② 連歌俳諧で、最初一回は各句主の名を記し、のちには名の代わりに一、二の番号をつけて記すこと。
家忠日記‐文祿二年(1593)六月一五日「当社にて法楽連歌、一二付」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android