一二付(読み)いちにづけ

精選版 日本国語大辞典 「一二付」の意味・読み・例文・類語

いちに‐づけ【一二付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一番、二番などの番号をつけること。また、順位をきめること。番号づけ。
    1. [初出の実例]「名もしらぬ花やかぞへて一二付」(出典:俳諧・俳諧塵塚(1672)下)
  3. 連歌俳諧で、最初一回は各句主の名を記し、のちには名の代わりに一、二の番号をつけて記すこと。
    1. [初出の実例]「当社にて法楽連歌、一二付」(出典:家忠日記‐文祿二年(1593)六月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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