一向堂跡(読み)いつこうどうあと

日本歴史地名大系 「一向堂跡」の解説

一向堂跡
いつこうどうあと

[現在地名]鎌倉市常盤

常盤ときわの東山麓に小字一向堂があり、現在の常盤九一七番地辺りの谷間と考えられている。宗旨未詳。

「風土記稿」所載の「大谷遺跡録」には、延慶二年(一三〇九)唯善如信彫像親鸞の真影・遺骨を持し鎌倉に下着、常盤村に住し念仏を弘通したとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 トキワ 草庵

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android