一向堂跡(読み)いつこうどうあと

日本歴史地名大系 「一向堂跡」の解説

一向堂跡
いつこうどうあと

[現在地名]鎌倉市常盤

常盤ときわの東山麓に小字一向堂があり、現在の常盤九一七番地辺りの谷間と考えられている。宗旨未詳。

「風土記稿」所載の「大谷遺跡録」には、延慶二年(一三〇九)唯善如信彫像親鸞の真影・遺骨を持し鎌倉に下着、常盤村に住し念仏を弘通したとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 トキワ 草庵

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む