一品流(読み)いっぽんりゅう

精選版 日本国語大辞典 「一品流」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐りゅう‥リウ【一品流】

  1. 〘 名詞 〙 瀬戸内水軍の一流派で、三島流水軍が毛利元就(もとなり)配下に属したのを契機に、三島流の分派として一流を形成したもの。元就は大江氏で、平城天皇の皇子一品阿保親王の後裔(こうえい)にあたるところからいう。「一品流干満抄」「一品流船行要術」「一品流水学集」など多数の水軍書がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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