デジタル大辞泉 「一字三礼」の意味・読み・例文・類語 いちじ‐さんらい【一字三礼】 写経するとき、1字を書くごとに三度礼拝すること。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。「法花経―に書かせ給ひて」〈増鏡・浦千鳥〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一字三礼」の意味・読み・例文・類語 いちじ‐さんらい【一字三礼】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 経文を書写するとき、一字書くごとに三度仏を礼拝すること。また、そのように非常に敬虔な態度で経文を写すさま。→一刀三礼。[初出の実例]「月ごとに法花経を一字三礼に書かんと思ひ立ちて」(出典:高倉院升遐記(1182)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例