デジタル大辞泉 「一刀三礼」の意味・読み・例文・類語 いっとう‐さんらい〔イツタウ‐〕【一刀三礼】 仏像を彫刻するときに、一刻みするごとに三度礼拝すること。一刀三拝。一刻三礼。→一字三礼 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一刀三礼」の意味・読み・例文・類語 いっとう‐さんらいイッタウ‥【一刀三礼】 〘 名詞 〙 仏像を彫刻するとき、信仰の心をこめて、一刻みするたびに三度礼拝すること。転じて、仏像を彫刻する態度が敬虔(けいけん)であること。一刀三拝。一刻三礼。いっとうさんれい。[初出の実例]「瞻二礼尊像一、手親一刀三礼刻二二尊像一」(出典:広隆寺来由記(室町末か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「一刀三礼」の解説 一刀三礼 仏像を彫刻するとき、信仰の心をこめて、ひと刻みするたびに三度礼拝すること。転じて、仏像を彫刻する態度が敬けい虔けんであること。 [使用例] 「浮雲」を書いた時は真に血みどろの真剣勝負であった。「あいびき」や「めぐりあい」を訳した時は一刀三礼の心持ちで筆を執っていた[内田魯庵*二葉亭追録|1925] 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報